南太平洋や南米で皆既日食、W杯決勝戦中に「天体ショー」

南太平洋や南米で11日(日本時間12日未明)、月が太陽の地球の間を横切り、太陽が完全に隠れる「皆既日食」が観測された。

 チリの首都サンティアゴから北西に約120キロ離れたバルパライソや、巨大石像モアイ像で知られるチリ領イースター島でも、太陽が徐々に欠けながら真っ暗になるという神秘的な「天体ショー」が見られた。

 南アフリカでは同じころ、サッカーのワールドカップ(W杯)決勝戦が行われており、こちらは延長戦の末にスペインがオランダに1─0で下し、初の世界一に輝いた。