NEC、人工衛星向けエンジン開発着手=米社と共同で、「はやぶさ」を応用

小惑星探査機「はやぶさ」のエンジンを開発したNECが、人工衛星向けにもエンジンの用途を広げるため、提携先の米エアロジェット・ジェネラル社(カリフォルニア州)と共同で今月から開発に着手することが2日、分かった。6月に米政府が開発を承認した。今後、はやぶさ専用のエンジン設計を人工衛星にも使えるように汎用化し、推進力をはやぶさのエンジンより20%向上することを目指す。